活況の予感漂うFA戦線 西武・森友哉の意中の球団は?阪神の西勇輝に巨人が興味?

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(C)Getty Images

 今オフは例年以上にFA戦線が活況を呈しそうだ。

 昨オフのFA移籍は又吉克樹投手(中日→ソフトバンク)のみだったが、今オフは西武森友哉捕手、外崎修汰内野手といった多くの実力者がFAの権利を取得。各球団の編成担当も”目玉候補”の情報収集に走り回っている。

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 なかでも、スポットライトを浴びているのが西武の森捕手だろう。2019年に打率・329で史上4人目の「捕手での首位打者」に輝き、リーグMVPも獲得した”打てる捕手”は、他球団からすれば喉から手が出るほど欲しい人材。今季は怪我の影響もあって、打率・251、8本塁打に止まったものの、この27歳を評価する声は小さくない。本人は「いま言えることはありません。この後、少し時間をおいて考えたいです」と発言するに留めたが、FA権を行使するとなれば争奪戦は必至だ。球界関係者によれば、「地縁があることに加え、いいピッチングスタッフがそろっていることも魅力だとか。捕手としてもさらなる成長を望んでいる森にとって、球界ナンバーワン投手といわれる山本由伸やほかの投手陣とバッテリーを組めることもプラスに感じているようです」と地元・関西に本拠地を置く、オリックスに魅力を感じているという。

 同じく西武の外崎内野手は、”中日が狙いそうな選手”として、中日OBでかつてエースとして活躍した野球評論家の川上憲伸氏が推挙している。内外野をこなせるユーティリティは、2020年に二塁手でゴールデングラブ賞に輝いた守備に加え、2019年に26本塁打を放ったパンチ力も備えている。414得点、62本塁打といずれも2年連続でリーグワーストに沈んだ中日にとって、得点力アップが見込める面白い存在と言えるだろう。

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