巨人・菅野 7失点KOで指摘される「あの限界」とは

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 巨人のエース・菅野智之投手(32)が試練を迎えている。24日のヤクルト戦(神宮)に先発した菅野は5回を投げ今季ワーストとなる7失点KO。球にキレもなく、今後の影響が危ぶまれている。

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 原監督は試合後、菅野の投球について「1回の打たれ方、点の取られ方の内容が良くない。うちのエースだからね」と顔を曇らせた。

 いきなりつまずいた。初回一死一、三塁から村上の二ゴロの間に1点を失うと、相手捕手・中村にスライダーを捉えられ1号3ランを浴びる。

 初回から4失点と相手に流れを渡してしまうと、3回にも同じく中村に2打席連続となる2ランを献上。5回7失点とエースの役割は果たせなかった。

 特に菅野のこの日の投球で浮き彫りになったのは勝負球のスライダーがまったく燕打線に通用しなかったこと。初回、3回に相手捕手・中村に浴びた2打席連続弾はいずれもスライダーを捉えられたもの。外角を狙って中に入ったものと、外角低めにコントロールされた球。いずれも甘くは入ったが、以前の菅野の球威、球のキレがあれば防げた失投だった。

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