阿部巨人はなぜトレードでリチャードに白羽の矢を立てたのか 球界OBの考察「安定感には欠けるかもしれないが…」
球界きってのロマン砲とされるリチャードは巨人で存在感を示せるか(C)産経新聞社
まさに電撃トレードとなった。
巨人、ソフトバンクの両球団は12日、秋広優人、大江竜聖と砂川リチャードの2対1の交換トレードを発表した。リチャードの背番号は「52」となることも決定した。
【トレード速報】巨人が動いた‼︎『岡本の離脱が影響している』SBリチャードと巨人秋広優人&大江竜聖の2対1でトレード成立‼︎ソフトバンクも離脱者続出で戦力補強に⁉︎高木豊が感じた事とは…
背番号55も背負った秋広は「ジャイアンツファンの皆さんの応援がすごく力になって頑張ることができました。チームは変わりますが、引き続き応援して貰えたら嬉しいです」と球団を通じてコメントを残した。
同じくリチャードも球団を通じて、特に目をかけてもらった王貞治球団会長、小久保裕紀監督、山川穂高などに対し感謝の言葉を語った。「何度もありがたい言葉や指導を受けました。それに応えられないままなのが心残りですが、これからジャイアンツで成長する姿を見せて恩返しをしたいと思っています」と新天地での活躍を誓った。
また秋広、リチャードともに本格覚醒が期待されるロマン砲どうしの大型トレードとあって、成立した背景にも球界内から考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12日に自身のYouTubeチャンネルに「【トレード速報】巨人が動いた!!『岡本の離脱が影響している』SBリチャードと巨人秋広優人&大江竜聖の2対1でトレード成立!!ソフトバンクも離脱者続出で戦力補強に!高木豊が感じた事とは…」と題した動画を更新。今回の電撃トレードに関して背景を伝えている。
まず高木氏は今回のトレードに関して「予想もついていた、多少」と巨人側が動くのは予測されたとした。
理由としては「ジャイアンツは岡本のケガによって三塁手も補強したかったし、長距離(砲)ということで、当然、補強に走るかなとは思ってたけども、リチャードとはちょっと考えなかった」と話した。






