又吉人的補償問題で注目!「あのプロテクト漏れの悲劇」とは
中日から又吉克樹投手をFAで獲得したソフトバンクの人的補償リストに球界内の注目が集まっている。
24日にリストが中日側に到着。立浪監督は人的補償の場合は「投手か内野手」を希望しており、年内にも方向性が示される可能性も出てきた。
一方でソフトバンクといえば人材の宝庫として知られるだけに、思わぬ選手がプロテクトリストから漏れる可能性も指摘されている。人的補償リストは直近ドラフト入団選手、外国人選手をのぞく支配下選手の中から28人までをプロテクト。プロテクト漏れした選手は獲得可能となっている。
そして球界では過去にも意外な大物選手がプロテクト漏れとなって大きなハレーションを起こしたことがある。
記憶に新しいのは2018年オフに巨人で起きた出来事だ。このオフ、チームは高橋由伸監督から原辰徳監督に指揮官を交代。バトンを継いだ原監督は、FAで西武から炭谷、広島から丸獲りに相次いで乗り出した。
衝撃が走ったのは12月20日のこと。巨人は炭谷の人的補償として、内海が西武に移籍することを発表したのだ。内海はそこまで最多勝(2回)最多奪三振(1回)のタイトルを獲得するなど、巨人一筋15年、投手陣の精神的支柱の役目を果たしていたとあって、チーム内外に波紋を呼んだ。
「功労者の内海をプロテクトから外したのか」
ネット上でも巨人ファンから怒りの声が相次いだ。
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