バウアー6月4勝と絶好調! 球界レジェンドOBから指摘される 快進撃を支える「陰のキーマン」
さらにラミレス氏はキーマンの存在にも触れた。「彼がこれからも良いピッチングを続けるにはキャッチャーの存在が最も重要だ」として、バッテリーを組むベテラン捕手の伊藤光の名前を挙げて「良いコミュニケーションを取っていて、彼の存在は大きいと思うよ」とした。
伊藤光は今季でプロ16年目を迎えるベテラン捕手。オリックスから2018年にトレードでDeNAに移籍。元々制球難を抱える外国人投手や若手投手との二人三脚のリードが評価されていた。また、そのキャリアからリーグ主要打者の特徴はしっかりつかんでいることで、その「頭脳」も今後のバウアーの投球術の助けになると見ている。
この点については高橋氏も「そうだね。伊藤選手がうまく引き出している」と相乗効果を認めた。
14日の日本ハム戦、3安打1失点12奪三振で初の完投勝利をあげた際のバッテリーも伊藤光が務めた。これからタフな夏場の戦いを迎える中で中4日でローテーションを回れるバウアーがフル回転となれば、いよいよ目指す25年ぶりの優勝も現実味を帯びてくる。それを支える女房役にも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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