救世主バウアーで連敗脱出!7試合連続の「QS達成率100%」が示す価値
さらには、中4~5日でローテーションを回っていることの価値も高い。DeNAはシーズン序盤は安定感を見せていた平良拳太郎やガゼルマンが調子を崩し、ローテーションの中心にいてほしかった濵口遥大も防御率8.10と本来の調子を出せていない。東克樹や今永昇太といった計算できる投手はいるにはいるが、先発投手の枚数が足りているとは言い難い。そのため、バウアーが中4~5日で投げて先発投手として1.5人分の働きをしているおかげで、ローテーションが回っている。
バウアー自身が中4日で投げたがっていることに対して、他の先発投手に与える影響を懸念する声が開幕当初は少なくなかった。しかし、今では中4日で投げているため、DeNAが現在の順位に踏みとどまれている、という側面もある。予想以上の活躍を見せているバウアーの存在感は、日に日に増している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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