NPB7球団が争奪戦を繰り広げる最速158キロの“台湾の至宝”は何者か? 元ヤンキース王建民が太鼓判を押す「可能性」

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 現在、台湾プロ野球の中信兄弟で投手コーチを務める王建民氏は、曽峻岳について『ET Today』で「彼はかなりの進歩を遂げており、今ではしっかりとクローザーをこなしている」と高卒3年目とは思えない実力を絶賛。そのうえで、こう熱弁を振るっている。

「彼は速球がずば抜けていい。それでいてチェンジアップやスライダーも鋭い。球速とスライダーの角度はかなり良いし、将来的にさらなる成長の余地がある。私は必ずしも日本のプロ野球だけでなく、自分がどこに行けば成長できるのかを考えてほしい。もしも、海を渡る機会があるなら、海外の野球を学ぶことができるはずだ」

 メジャーリーグの酸いも甘いも知るレジェンドも称えるポテンシャルは実に興味深い。そんな台湾の至宝が水面下で勃発する争奪戦の末に、いかなる決断を下すのかが注目される。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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