阪神に再び現れた「第3のロマン砲」岡田彰布監督の「起用」も話題に
またチームには開幕スタメンで起用したドラフト1位ルーキーの森下翔太、今季がプロ4年目となる井上広大など将来のクリーンアップ候補と目される粒ぞろいの野手が多いが、前川もその一人。前川の3番起用は岡田監督自らが進言したと明かしているが、前日プロ初安打を放ち、プレッシャーから解放されたことを見越して、抜擢するなど心理面にたけた起用も光った。
この日は前川の活躍以外にも5番・佐藤輝明が自身初の1試合2三塁打、ミエセスの4号ソロ、5回の小幡のセーフティスクイズなど見どころ満載のゲームとなった。チームは再び貯金を最多タイの18とし、2位・DeNAとのゲーム差は6・5ゲームまで広がった。岡田監督が目指す「アレ」に向けて、着々と独走態勢を固めようとしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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