「背番号の呪い」とは? 巨人、サッカー日本代表etc.
サッカー日本代表の呪いの番号は…
サッカー界にも、アンラッキーな番号は存在する。「カズの呪い」といわれる日本代表の背番号「11」。19年アジアカップUAE大会では、新戦力の清水FW北川航也(22)が背負った。
その北川はA代表公式戦デビューとなった1月9日トルクメニスタン戦では、途中出場で犯したミスをきっかけにPKを奪われて失点。雪辱を期した13日オマーン戦は先発出場のチャンスが与えられたが、見せ場なくシュート0本と空回りした。負傷欠場した大迫の代役にはほど遠い内容で、ネット上では「今度は北川が11番の犠牲者に」という話題も飛び交った。
背番号「11」の象徴的存在といえば三浦知良。Jリーグ立ち上げから日本サッカー界をけん引してきたが、長い間夢見たW杯出場がかなわず、悲運に見舞われた番号という印象が強い。もともと11番は点取り屋のイメージだが、カズ以来、代表で活躍する選手は少ない。
W杯で11番をつけた選手は98年小野伸二、02年鈴木隆行、06年巻誠一郎、10年玉田圭司、14年柿谷曜一朗、18年宇佐美貴史。このうちW杯得点者は、02年ベルギー戦で「つま先ゴール」を決めた鈴木の1点だけだ。他メンバーは出場機会にすら恵まれない選手が大半。サッカー関係者の間でも11番は「鬼門」と言われるようになった。
イングランド代表の呪いの背番号…
海外サッカーではイングランド代表の背番号「8」ジンクスが有名だ。90年イタリア大会以降、W杯で4度PK戦に臨んだが、8番の選手全員がPKを決められなかった。
90年クリス・ワドルに始まり、98年デビッド・バッティ、06年フランク・ランパード、18年ロシアW杯ではリバプール主将のジョーダン・ヘンダーソンがPKを失敗した。ロシア大会でW杯PK戦全敗の歴史には終止符を打った同代表だが、「背番号8の呪い」はまだ続く。
たまたまの偶然かもしれないが、偶然が続いて積み重なれば、本当に呪われていると思わざるをえない。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]