乱闘中に敵陣営の攻撃を食らって“戦慄の失神” 衝撃騒動に巻き込まれた元PRIDE王者シウバが吐露「めまいがして、頭痛もなかなか治まらない」
格闘技界で一世を風靡したシウバは、またもリング上で話題を呼んだ(C)Getty Images
往年のレジェンドを襲った“戦慄”の状況が波紋を生んだ。
物議を醸しているのは、現地時間9月27日にブラジルのサンパウロで行われた格闘技イベント「スパテン・ファイト・ナイト2」のエキシビションマッチだ。元ボクシング世界2階級制覇王者であるアセリノ・フレイタス(ブラジル)とのボクシング形式の一戦に臨んだヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)は、試合後の乱闘中に敵陣営の乱入者の攻撃を被弾。力なくリングに倒れ込んだのである。
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日本の格闘技ファンには馴染み深いレジェンドと言えよう。現在49歳のシウバは、90年代後半から2000年代にかけて格闘技団体『PRIDE』でミドル級王者に輝くなど活躍し、桜庭和志やミルコ・クロコップ(クロアチア)らと名勝負を繰り広げ、「戦慄の膝小僧」の異名でも愛された。
22年に総合格闘家を引退していたシウバは、2018年9月以来、約7年ぶりの一戦に臨んだが、まさかの結末となった。
もっとも、騒動の発端はシウバの“蛮行”にあった。ボクシング技術に勝るフレイタスを前に、故意のヘッドバットなど反則行為を重ねたレジェンドの振る舞いに、試合は中止に至るほかなかった。
しかし、会場は騒然となる中、結果に納得できない両陣営がリングイン。そのまま大乱闘に発展し、混乱の中で顔面へのパンチを食らったシウバは、気を失ったように力なく背後に倒れ込んだ。






