「器用すぎると・・・」巨人の新55番、秋広優人がブレークできない理由を巨人コーチが徹底解説
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昨年4位とBクラスに沈んだ巨人でキーマンの一人と見られているのが身長200センチの大型スラッガーとして、期待のかかる秋広優人内野手(20)。チームきってのロマン砲が本格覚醒するためには何が必要か。
そんな秋広について、現役時代に大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏が8日に更新した自身のYouTubeチャンネルに、巨人・大久保博元打撃チーフコーチをゲストに迎え、語り合った。
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秋広は昨年の秋季キャンプで行われたソフトバンクとの練習試合で3本のヒットをマークしたものの、この結果に大久保コーチは物足りなさを感じたという。
「俺の中では全く評価してないよ。何のための55番なんだ。追い込まれてからのヒットよりも、フルスイングの三振の方が見たいんだ。必ずそれがモノになる」と、スケールの大きな選手になってほしいという願いを込めて心を鬼にしたと振り返る。これには高木氏も、
「(秋広は)器用だから。器用なヤツはホームランバッターになれない。それで苦しまなければいいな」と同調。目先のヒットを求めてしまい、目指している長距離砲、飛ばすことへの意欲がそがれることを両者ともに危惧した。
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