セ界1強のヤクルトはいかにして「平成史上最悪のドラフト」を克服したのか

タグ: , , , , 2022/7/29

 通常、ドラフト指名選手は約半分が1軍のメンバーに入り、そのうち1、2人がレギュラー格に躍り出るものです。

 しかし、結果は残酷でした。

1位 竹下投手 2017年に戦力外
2位 風張投手 2018年に2勝。2020年に戦力外通告
3位 山川捕手 2019年に戦力外
4位 寺田投手 2016年に戦力外
5位 中元投手 2016年に戦力外
6位 土肥投手 2017年に戦力外
7位 原外野手 2017年に戦力外
育成1位 中島投手 2016年に支配下登録も、2017年に戦力外

 2位の風張投手を除き、投手は全員がプロ未勝利という結果に終わったのです。

 前述の編成担当者は続けます。

 「この年のドラフトからは巨人の1位・岡本和真やDeNAの1位・山崎康晃ら、各球団とも主力級が生まれています。それに対してヤクルトは結果的に惨敗を喫しながら、それを感じさせない布陣をその後のドラフトで築きあげた。戸田の2軍での育成力も含めて、立派なものです」

 過去のドラフト大失敗も、今となってみれば笑い話。そう胸を張れるほどの強かさが、今のスワローズにはあると断言できるでしょう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】【後半戦展望】最下位立浪中日に影を落とす「育てきれない理由」とは
【関連記事】球宴で連日大活躍の清宮幸太郎 その裏で中嶋監督が魅せた「粋な計らい」とは
【関連記事】現役ドラフト実施濃厚で早くもささやかれる「選手の名前」とは

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム