中日・大島洋平の「生きる道」を考える 40歳シーズンで再び居場所を掴むには
■2軍で精力的に汗
2軍降格後の大島は、精力的に実戦で汗を流している。
4月15〜17日の大阪遠征(オリックス戦)に同行すると、15日の試合ではいきなり先制の適時三塁打をマーク。次の打席では四球を選び、すかさず盗塁。左翼守備も無難にこなしており、まだまだ健在だというところを見せた。
こうなると、気になるのは今後の動向について。基本的には身体が動けているので、本人が望めば実戦の機会は与えられるだろう。ただ、1軍に戻った時の起用法は代打中心になるのは間違いないため、どんな状況でゴーサインが出るかは少し考えあぐねる。
一つ言えるのは、元気でい続けること。それが必須条件になるだろう。個人的には10日間で戻るというより、DHのある交流戦で切り札的な役割を担えたら良いと思うがどうだろうか。
2000安打以上の実績と技術は錆びついていないーー。苦境が続くなか、再びその手でチャンスを切り開く背番号8の勇姿を見せてもらいたい。
[文:尾張はじめ]
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