横浜高校の公式戦連勝「27」でストップも「横浜一強」は健在 甲子園春夏連覇へ仕切り直し
神奈川県内の、いや全国の強豪が「打倒・横浜高校」を目指す夏を前に、公式戦特有の緊張感の中、控えのメンバーが経験を積めたのは、チームの底力アップへ大きかったと評価します。
「エースと3番の強打者を欠いて春の関東大会4強というのは、十分すぎる成績でしょう。そして夏には二人が戻ってくるとなれば、戦力的には上積みしかない。負けたことで、今一度チームが引き締まるいい機会になった。夏の大会では勝つたびに『何連勝!』と、もうメディアも騒ぎませんから(笑)。目の前の試合に集中するためにも、意義のある敗戦だったと言えるでしょう」(前述の記者)
神奈川大会の組み合わせ抽選は6月14日に行われます。
「注目は“ノーシード爆弾”。桐光学園や桐蔭学園、慶應や平塚学園といった実力校と、早い段階で対決する可能性がある。その場合、相手はすでに初戦を済ませ、横浜高校は夏の最初の試合になる場合があります。夏の“入り”は難しいもの。相手校はワンチャンあるぞ、と金星を狙ってくるでしょうね」(前述の記者)
春夏の甲子園連覇は現実になるか。「横浜一強」の行方に、全国の高校野球ファンの熱い視線が注がれます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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