横浜高校の公式戦連勝「27」でストップも「横浜一強」は健在 甲子園春夏連覇へ仕切り直し

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センバツ高校野球を制した横浜高校、夏に向けての戦いぶりが注目だ(C)産経新聞社

 明治神宮大会、センバツ甲子園大会をまたいでの記録が、ついに止まりました。

 この春のセンバツ高校野球大会を制した横浜高校です。昨秋の新チーム発足後から、公式戦の連勝記録を伸ばしてきましたが、5月24日にノーブルホームスタジアム水戸で行われた春の関東大会準決勝・専大松戸戦に3-4で競り負け、連勝は「27」でストップしたのです。

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「横浜一強」を掲げ、夏の甲子園大会決勝まで連勝を続けることが名門の選手たちの目標になってきましたが、一旦はリセット。勝負の夏へ、仕切り直しとなりました。

 現地で取材した高校野球担当記者は言います。

「春の関東大会で、横浜高校の戦力は決して十分な状態ではありませんでした。攻撃の軸となる主将の阿部葉太外野手(3年)がけがでスタメンを外れ、プロ注目のエース左腕・奥村頼人投手(3年)も万全な状態とはほど遠く、代打で打席に立ったのみ。しかし、そんな“飛車角抜き”でも初戦の作新学院戦では8-1で7回コールド、準々決勝の浦和学院戦では3-2で競り勝ったわけですから、やっぱりめちゃくちゃ強いですよ(笑)」

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