巨人・外野手争いは「上げ底」? 丸が若手に苦言を呈した「理由」とは
丸の発言をめぐってはこんな声もある。
「今年は持ち直したが丸も昨年はノーヒットの時期が長く続き、指揮官から厳しく叱咤された経緯もある。巨人のレギュラーを張るというのはそれだけ責任も伴うし、大変なことというのは本人が一番分っている。若手に対し覚悟を問いたかったのではないか」(放送関係者)
オフに入って外国人選手の積極的な起用を進めている巨人も、基本は世代交代の必要性がいわれており、現有戦力の底上げが求められている。
丸にとっても来季は5年契約の最終年と勝負の年を迎えるが、あえて若手に対し「憎まれ役」を買って出たのはチームを思うからこそだろう。
丸は今回の発言に関して「誤解を生んでしまうかもしれないですが」と前置きしながら、今季多くのチャンスを与えられた投打の若手に関して「その中で満足してしまい、大丈夫だと思ってほしくない。一日、一日が勝負」と熱いメッセージを送っている。
先輩からの「金言」を若手がどう生かすか。意地を見せたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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