巨人・丸「もう戦犯とは言わせない!」ヒーローとなった裏に屈辱の日々
ここまでリーグ5連覇と「優勝請負人」として知られる丸も今季は苦しんだ。特に9月以降は極度の打撃不振に陥り、指揮官の原監督から「見るにたえない」と厳しい言葉を投げられたこともあった。代打、代走としても使われずベンチを温める日々もあった。
「原監督は背番号8を継承した丸に対しては特に思い入れも強く、中心選手として期待するからこそ、厳しい言葉にもなった。一方、丸は戦犯呼ばわりされて、苦しかったと思いますよ。常勝軍団の中で求められる役割を改めて確認したシーズンとなったのでは」(放送関係者)。
苦しいときを過ごしたが、シーズン終盤にようやく復調の気配を見せると、勝負のポストシーズンではしっかり存在感を示してみせたのだ。次は10日からCSファイナルステージ、王者ヤクルトとの戦いを控える。チームとしても初の下剋上Vを目指して突っ走るのみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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