“敵地”日本での防衛戦は「ハイリスク」 豪バンタム級王者は元K-1王者・武居由樹をどう見てる?「かなりトリッキー」
無論、王者としてのプライドもある。敵地に乗り込むとはいえ、やすやすと王座を譲る気はない。
異例の敵地での防衛戦に臨むモロニーは、「オーストラリアで防衛戦ができれば最高だったけど、5万5000人の観衆の前で行われる日本のボクシング史上最大級のイベントに参加するというのは、断るにはあまりにも大きすぎるチャンスだった」と吐露。そして、「素晴らしいパフォーマンスで多くの日本のファンを獲得できたら嬉しい。願わくば、僕が日本人選手に勝っても、彼らがあまり動揺しないことを願うよ」とリップサービスも忘れなかった。
果たして、成長著しい武居といかに対峙するのか。決戦まで約1か月となり、モロニーへの興味は尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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