迫る山本由伸のMLBデビュー戦!オープン戦で”乱調”も指揮官や米メディアは楽観的「信頼を少しも失っていない」
同メディアはオープン戦での山本について、ポジティブな点として「ヤマモトは約束通り、この春は奪三振マシーンだった」と計9回2/3で奪った三振数が14にも上ったと指摘。また、「この春、うまくいったもう1つのことは、初回の打者を欺く能力だった」と3登板でいずれも、立ち上がりの内容が良かった点も挙げている。
一方で、イニングが進むにつれ痛打を浴びたマリナーズ戦の投球に触れながら、「印象的なデビューを飾った後の2登板で、被打率は.389。これは、異なるプロリーグからMLBにやってきた投手にとって共通の問題のようだ」と見解を示した。
その上で、「春を締めくくる成績は印象に残らなかったものの、ヤマモトのチームメイトやコーチたちは彼への信頼を少しも失っていない」と綴っており、ロバーツ監督が「彼のシーズン初先発に向けての準備としては、我々は良い位置にいると思う」と語ったコメントも掲載している。
同メディアは、山本がコマンドや球種について僅かな問題を抱えているとしながらも、「改善し必要な調整をする時間は十分にある」と見通しており、「ドジャースはヤマモトのスプリングトレーニングでの苦戦を心配すべきではない。ピッチングはエリートであり、レギュラーシーズンにはそれなりに立ち直るだろう」と結論付けている。
課題に直面しながらも、そのポテンシャルを発揮することへの期待は大きいままだ。果たして、ドジャースの背番号18は、間もなく迎えるMLB最初のマウンドで、どんなピッチングをみせてくれるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】山本由伸はどれだけの成績を出せば「成功」か MLB識者に問う”投手史上最高額”の右腕に求められる結果
【関連記事】大谷翔平は愛妻を連れてきた…異様な盛況ぶりでの訪韓に韓国メディアも驚嘆!「500人以上も集まるのは異例」
【関連記事】「彼は日本の国宝」大谷翔平がもたらす規格外の影響 ド軍CMOが明かした“市場効果”「ここまでの凄まじさは初めてだ」