「衝撃の不振」山本由伸、2試合9失点の“乱調”に懸念 パドレス戦開催の韓国メディアが指摘「このままで大丈夫か」
新天地で試行錯誤を続けている山本。彼の実戦結果に懸念の声が上がった。(C)Getty Images
レギュラーシーズンの開幕に向け、やや不安の残る春となった。
現地時間3月13日に米アリゾナ州グレンデールで行われたマリナーズとのオープン戦で、ドジャースの山本由伸が先発登板。今春3度目となったマウンドだったが、4回2/3(74球)を投げ、7奪三振を記録するも、被安打8、4失点、1四球で降板した。
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3回まで5奪三振、1四球、無失点の快投を披露していた山本だったが、0-0で迎えた4回に無死満塁の局面でタイ・フランスのレフト前タイムリーを打たれて2点を献上。これで流れを悪くすると、続く5回には初のピッチクロック違反と暴投で1死二、三塁のピンチを招くと、ミッチ・ガーバーにライトへツーベースを許して2点を奪われた。
続く打者をなんとか打ち取り、2死三塁の場面としたところで降板を命じられた山本。試合後に地元スポーツ専門局『LA Sports Net』などの取材で本人が「4失点してしまったので投球としては良くない」と振り返ったように、来週21日に迫った韓国・ソウルでの開幕シリーズでの登板に向け、課題が残る結果となった。
山本はすでにパドレスを相手にした開幕2戦目での登板が決まっている。ゆえに開催地となる韓国でも、オープン戦で防御率8.38、WHIP1.97と精彩を欠いた投球内容に懸念の声が上がっている。