MLB2000勝超えの名将が「打てない」と慄く山本由伸 最高峰で放たれる“大エースの真価”「引きずり下ろすのは相当難しい」
そんな背番号18のパフォーマンスにはMLB通算2183勝を誇る百戦錬磨の敵将も舌を巻く。試合後に米テキサス州地元局『CW33』のフラッシュインタビューに応じたレンジャーズのブルース・ボウチー監督は、「彼は本当に良いものを持っている。球速もあるし、コントロールも良い。良いスプリットも持っている」と絶賛。4シームとスプリットを軸としながら多彩な変化球で的を絞らせなかった山本に脱帽した。
「我々が、今日の彼を(マウンドから)引きずり下ろすのは相当に難しかった。彼には良いカーブとスライダーもある。ストライク先攻の投球を成し遂げた。彼は本当にタフだったよ。走者が出た時は、1、2点を奪おうとした。チャンスはあったが、ただただ彼から打てなかった」
過去4度のワールドシリーズ制覇を経験してきたボウチー監督。その間に数多の投手を見定めてきたわけだが、そんな名将に「本当にタフ」と言わしめるあたりに、今の山本の凄みが如実に表れていると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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