今オフのFA市場でドジャースも山本由伸に関心か 大谷翔平の負傷を受け「方向転換が必要」と米報道
大谷(右)の獲得に関心を示していたドジャースは、山本獲りにも動くようだ(C)Getty Images
今シーズン終了後、メジャー移籍が有力視されているオリックスの山本由伸。8月23日の西武戦で先発登板した際にはMLB各球団の関係者が視察に訪れたことも報じられた。日米のレギュラーシーズンが半ばを迎えた現在、日本人右腕への海の向こうからの視線は、より熱を帯びてきているようだ。
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現地時間8月26日(現地時間27日)、米国スポーツサイト『FANSIDED』ではドジャースの今オフのFA動向について論じるトピックを配信。ドジャース移籍の噂が途絶えなかったエンゼルスの大谷翔平が右肘の靱帯損傷となったことで、もう一人、オフの目玉とされる日本人投手、山本への関心が高まっていると伝えている。
トピックでは「ドジャースは長い間、二刀流のスター、ショウヘイ・オオタニと契約を結ぶ最有力候補とされてきた」と振り返っており、続けて「しかし今、オオタニは肘の故障で2025年までフィールドから完全に遠ざかる可能性がある」と指摘している。「彼は少なくとも2024年にはヒットを打ちたいと願っているが、医学専門家は、彼が効果的にエリート投手と打者の能力を取り戻すには、フルシーズンを欠場する必要があると考えている」として、「二刀流スター」の今後についての見込みを示した。
また「ドジャースはここ数年、オオタニのフリーエージェント獲得に向けて準備を進めてきたため、これは明らかにドジャースの計画に大きな打撃を与えることになる」と指摘。大谷の「二刀流」でのプレーが困難となったことで「方向転換する必要があるだろう」と見通している。