海外記者が指摘した山本由伸の“懸念” 大争奪戦で米スカウトが抱く一抹の不安とは「中継ぎで終わる可能性もある」
タフな戦いを余儀なくされるメジャーリーグにあって、178センチ、80キロの山本の体躯はケガをしやすいのではないか。そんな懸念を示したシャーマン記者だが、「彼のサイズを気にしないスカウトもいる」とメジャー移籍に向けた前向きな指摘もした。
球界の事情通として知られる同記者は「ヤマモトは本当に運動能力が高い」と絶賛する某球団スカウトの分析を紹介している。
「たしかにサイズは大きくはない。それでも伸びのある速球、平均以上のカーブ、空振りの取れるスプリットなど、全体的にはプラス材料が多い。彼はセンガよりも制球力が良くて、ストライクを巧みに投げられる。まるで大柄な選手のようなピッチングをするんだ。それと恐れ知らずだ。とにかくアグレッシブで、目つきもいい。マウンドに向かう方向性とエネルギーの出し方が最高だ。そして何より彼は3つの球種でスイングとミスを取ることができる」
日本球界でタイトルを総なめにした山本。一抹の不安はあれど、それを補って余りある抜群の野球センスに惚れ込む関係者が少なくないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】山本由伸を巡って異例の“巡礼”!? ジャイアンツ編成部長が大谷翔平とのW獲りを明言「間違いなく世界で一番の投手だ」
【関連記事】NPBで無双状態の山本由伸はメッツが「最適」? 米メディアが今オフの挑戦に熱視線「日本の天才投手が浮上を支える」
【関連記事】「ロマンでしかない選手」MLBで“争奪戦”が予想される山本由伸 通算防御率『1.82』に米メディアは驚愕「信じられない数字」