「ドジャースは警告のサインを無視したのか?」IL入りとなった山本由伸のアクシデントに現地メディアが見解 コーチ、監督の意思疎通を疑問視「伝言ゲームで誤解が」
また、ロッキーズ戦のドジャースベンチの動きを回想し、「イニングの合間に、投手コーチのマーク・プライアーがトンネルから出て、手すりに手を投げ出したデーブ・ロバーツに話しかけるところを、『スポーツネットLA』のカメラが捉えた。何かがひどくおかしいのは明らかだった」と印象を綴っている。
その上で、試合前からのプライアーコーチ、ロバーツ監督のコミュニケーションを振り返りながら、山本の右腕の状態について、「ドジャースは警告サインを無視したのだろうか?」と疑問を投げかけ、また3者の意思疎通にズレが生じていた可能性を示唆しており、「チームは伝言ゲームをしていて誤解が生じていたようだが、それは決して良い状況ではない」と断じている。
同メディアは、「ドジャースはヤマモトの復帰時期についてまだ具体的な発表をしていないが、7月下旬か8月上旬まで彼の姿を見ることはないだろう」と今後を見通している。
あまりの突然の降板だったため、現地メディアもチーム内の対応に不自然さを拭い切れないようだ。いずれにせよ、山本にとってメジャーで初めてのアクシデントが、今後へ影響が残らないことを願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】1番抜擢で覚醒!? ベッツ離脱後に打率4割超え&OPS1.283の大谷翔平に“穴埋め成功”の声「オオタニより良い選択肢はない」
【関連記事】大谷翔平は「40-40」も射程内! 最新のMVP模擬投票でナ・リーグ1位に輝く「MVPは彼のものになるかもしれない」MLB公式絶賛
【関連記事】「彼の健康が最も重要だ」負傷者続出で緊急事態のドジャース ロバーツ監督が山本由伸、ベッツの復帰プランに言及「手術はしない」