「相手を研究してないのか?」日本一の投手コーチ 佐藤義則氏が指摘した阪神・伊藤将司の「勝てない理由」とは

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 8月31日に行われた阪神広島戦(甲子園)について、現役時代、阪急で最優秀投手をはじめ、最優秀中継ぎ投手、最多勝利、最多奪三振、ノーヒットノーラン達成など数多くのタイトルを獲得し、引退後も阪神、日本ハム、楽天などで投手コーチを歴任、ダルビッシュ有や、田中将大ら日本を代表する投手たちを育てあげ、野村克也氏や星野仙一氏に「日本一の投手コーチ」と称された佐藤義則氏が、自身でおこなっているYouTubeチャンネル「佐藤義則チャンネル」で語った。

【動画】伊藤将司投手 なぜ?なんでそれ? /【阪神 vs 広島】8月31日 佐藤義則 のワンポイント解説






 31日の阪神・広島戦は阪神が広島に先制を許すも、4回裏に大山、木浪、梅野の適時打により4点を奪い逆転。しかし、4-1で迎えた5回に広島・菊池涼の3ランなどで4点を追加され逆転を許す。それでも5-5に追いつき、7回にはロハス・ジュニアの犠飛で再度勝ち越しに成功すると、そのリードを守り切り6-5で阪神が逃げ切った。

 阪神の先発・伊藤将司は3回にも菊池涼に適時打を許しており、5回の3ランを含め、この日は4打点をあげられた。そんな伊藤の投球について佐藤氏は、

「内容よく投げられていたが、5回に最近大事な場面で打たれている時と同じ様な球を投げている、コースに投げきれずに打たれているという印象」

「伊藤のその球(菊池に投じた球)が本当に自分の持ち球の中で良い球なのか疑問。色々なまっすぐも投げられるのに、今日はなぜその球だったのか。(菊池は)ベテランの打者で、遅い球でも間が取れる中での一球だった。(菊池は)低めを空振りしている印象があるのに。厳しく言うと、相手を研究してないのかと言いたくなる」

 一打逆転の場面で投じた菊池涼への初球は変化球が高めに浮き、絶好のホームランボールとなっただけに、投球に苦言を呈す場面も。結局伊藤はこの回で降板。今季はここまで8勝をあげながら、8月3日の巨人戦以来、勝ち星から遠ざかっている。味方が点を取った直後に失点とこの日は流れの悪さも目立った。

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