4連勝した侍ジャパンの「完成度」は?日本一の投手コーチが診断「村上は外してもいい」
唯一と言ってもいい懸念材料は4番に座る村上宗隆(23)の不振だが、これに対して同氏は「村上は、まだタイミングがあってないのは気がかり。打球の角度は良くなってきたけど、初球に手が出ないのは気になる」として、スタメンから外すのも一つの手だとした。
「3番の大谷が勝負を避けられる場面も出てくるだろうから、そこで村上がいかに頑張れるか。もしくは、村上は外してもいいと思う。吉田(正尚)は5番がいいと思うので、4番を誰に打たせるか。短期決戦では、やっぱりいい打者を並べた方が勝つ可能性は高い。選ばれた中には山川だったり、他の良い選手もいる。誰がどこを打っても問題ないメンバーが揃っているから、栗山監督がどんな判断をするかだね」
いずれにせよ、ここまでの侍ジャパンの戦いぶりに「大きな問題はない」とした同氏は、チームの完成度についても概ね合格点を与えた。そして、準々決勝以降の焦点を「相手ピッチャーのレベルが上がった時に、打線がどう対応するか」だと語る。
「150キロ以上のスピードボールを投げてくる投手をどう打っていくか」
14年ぶりとなる世界一に向けて、侍ジャパンがどんな戦いぶりを見せるのか。まずは16日のイタリア戦に注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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