筒香嘉智がメジャーで”苦戦する理由”を元指揮官が指摘「150キロ以上の球を打つのが苦手」
筒香はアメリカで再起できるか。注目だ(C)Getty Images
筒香嘉智がアメリカでもがき続けている。
6月にレンジャーズのマイナーチームを退団した筒香は、アメリカの独立リーグのチームに加入。そこでの活躍が認められ、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。メジャー昇格を目指して懸命にプレーを続けている筒香ではあるが、日本では本塁打を量産していたにもかかわらず、なぜメジャーではなかなか結果を出せないのだろうか。
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DeNA前監督のアレックス・ラミレス氏が、巨人でヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』に出演。筒香がメジャーで結果を出せていない理由を解説した。
まずラミレス氏は、「彼は150キロ以上の球を打つのが苦手です。筒香のタイミングじゃないんです」という。メジャー挑戦前から筒香は速球を苦手にしていたため、メジャーでは順応できないことを心配する野球ファンは多かった。実際、2022年シーズンでは変化球の打率は.213だったのに対して、速球には.163とスピードボールに苦しんでいる。
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