「中日は打撃陣をどうするのか」球団OBが中日・京田とDeNA・砂田のトレードに言及!京田復活のカギに挙げた「名コーチ」の名前は?
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11月18日、中日・京田陽太内野手とDeNA・砂田毅樹投手の交換トレードが成立したことが両球団から発表された。
京田はプロ1年目から遊撃のレギュラーとして活躍し、新人王を獲得。その後も5年連続で100安打以上を記録するなど、一定の成績を残していた。一方の砂田は昨年、58試合に登板するなど、左のリリーフとして活躍していた。主力級2人の”電撃”トレードに、野球ファンからも驚きの声が多数挙がっている。
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中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、初代の楽天監督を務めた田尾氏は、自身のYouTubeチャンネルで京田と砂田についてのトレードについての動画を公開。「京田がトレードと聞いて、それもあるだろうなと思った」と予想通りだったことを明かした。
15日に発表された阿部寿樹内野手のトレードに続き、またしても内野手を放出した中日については、「中日は他球団に引けを取らない様な投手力があり、打撃が弱いことがはっきりしているチームで、今回野手2人を放出し、投手を獲得した。得点力の低い打撃陣を今後どうしていくのか、ちょっと心配」と語った。
ただ、今回のトレードについては、「2人にとっては非常にいいトレードだと思う。京田は走攻守で持っている力はすごい。それでも成績が下降していたのは、何か違う方向にいってしまったというものを感じる」と、本人たちにメリットがあると田尾氏は指摘する。