ダルビッシュ有が野茂の日本人メジャー最多奪三振を更新、同じ活動期間中にダルより三振を奪っていた5投手とは
ではダルビッシュがメジャーデビューした2012年以降の三振数ではどうか。ダルビッシュを上回った投手は5人。トップがシャーザーで2742奪三振。次いでドジャースのクレイトン・カーショーが2171奪三振、ヤンキースのゲリット・コールが2096奪三振、バーランダーが2075奪三振、レッドソックスのクリス・セールが2031奪三振となっている。
ダルビッシュは1年目の2012年には221奪三振。2年目の2013年には277奪三振でリーグ最多奪三振のタイトルに輝いた。ただそれ以降は200三振以上を奪ったのは2017年と2019年の2度だけ。近年は三振にこだわるよりも、打たせて取るスタイルも取り入れながら、円熟味のある投球をみせている。
2月には42歳シーズンとなる2028年シーズンまで6年間契約を延長した。球団からの高い評価と期待の裏返しにならない。1919奪三振という数字も、今後まだまだ積み上げていく三振の山の通過点に過ぎない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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