原巨人 年俸1億超えの投手が挑む「悪しき前例」打破

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 そして高梨だ。すでに高梨の安定感あるピッチングを原監督も高く評価。来季もフル車輪の働きを求められそうだ。果たして持つのか。

 しかしそんな周囲の不安を一蹴するように高梨はこう宣言する。

 来季に向けての抱負を聞かれ「100試合に耐久できる体を作るというのがまずテーマで、あとは優勝したいですね」と頑健な体作りに強い意欲を示したのだ。さらにこんな「野望」まで明かした。

 「どこでも投げられるようにしておくというのが1番なんですけど、ちょっと野望としては、大勢がケガしたりとか、ちょっと疲れたという時にクローザーで名前が挙がるぐらいの投球をシーズン中にしておきたいなというのはありますね」とフォア・ザ・チームの姿勢を示し、「ポスト大勢」に名乗りを上げる余裕まで見せたのだ。

 料理が得意なことからファンの間では「クッキング王子」の愛称でも知られる高梨。どんな難題も「料理」できるか。V奪回のために欠かせないピースとなりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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