体操女子パワハラ騒動 美女アスリートが吐露した指導者と選手の「特別な関係」とは
新井由可と申します。現役時代は体操、クレー射撃と2種目で日本代表として国際大会に出場していました。現在はパーソナルトレーナーとして活動しながら、クレー射撃男子日本代表の夫・横内誠を支えています。文章を読んでくださる方のお役に立てればと思い、連載記事を始めることになりました。宜しくお願いいたします。
今回は体操女子の16年リオ五輪代表の宮川紗江選手(18)に対し、速見佑斗・元コーチ(34)が暴力行為をしたとして無期限登録抹消などの処分を受けた問題について、お話させて頂きます。私も9歳から体操を始めて中1から高3までの6年間は24時間体操漬けの生活を送っていただけに、このニュースを聞き、他人事とは思えませんでした。新聞やテレビでは、宮川選手は「パワハラされたとは感じていない」と訴え、速見元コーチから引き続き指導を受けたい意向を示していると報じられています。外部の人間には分かり得ない当事者同士の特別な人間関係が構築されているのだと思います。非常に難しい問題ですが、私の個人的な見解としては宮川選手が速水元コーチとじっくり今後の方向性を話し合って、もう一度二人三脚で頑張ってほしいという思いがあります。
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