【フィギュア】小塚崇彦が祖父・光彦氏創業の「小塚杯」を語る
フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
同チャンネル3人目となるSPゲストに、男子シングル元日本代表で、バンクーバー五輪出場、2010年全日本選手権優勝、2011年世界選手権2位など多くの功績を持つ、小塚崇彦さんを迎えた第2弾の動画では、共に愛知県出身の2人が語る「中部地方大会」について語られた。
小塚杯は「フィギュアスケートの真髄」
地方大会にも各都道府県によって様々なものがあるが、2人が出場していた愛知ローカル大会の一つで思い出深いというのが「小塚杯」だ。小塚杯は今回のゲスト・小塚さんの祖父で愛知県スケート連盟創設メンバーの小塚光彦氏を記念した賞で、「Aichi Figure Skating Competition」に参加した中で、ジャンプを除いて最も表現力の優れた選手1名に贈られる賞とされている。
これについて中野さんは自身の出場を踏まえ、こう振り返る。
「私が小塚トロフィーに初めて出場したのが6歳の時でした。私は踊ることも好きじゃなかったし、スピンも好きじゃなかったから、ジャンプがない中で何を見せればいいかわからなくて苦手でしたね。当時は凄くつまらないものだと思っていましたが、今振り返ると凄く意義のある大会だなと思います。ジャンプ以外で見せるって、フィギュアスケートの真髄じゃないですか。」
一方、小塚さんは、自身の祖父が創業した大会について、こう語っている。
「うちのおじいちゃんは、コンパルソリーからショートとフリーというところに変わっていくというのがあり、その中で今までコンパルソリーをやっていた時間をフリーにあてるためにそういう大会があると。ジャンプももちろん大切だけどそれプラスで表現力やスケーティング、スピンを強化していかなければいけないと考えたらしいです。
その大会に自分が出た時の思い出としては、やはり1番最初に自分のおじいちゃんが大会で挨拶をしているのは凄く不思議な気持ちでしたね。」
さらに動画では、2人が振り返る「スケート王国愛知」の、表彰台&メダル事情や、中野さんが1番印象に残っているという小塚杯での「ある演技」についても語られている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。