【対談】中野友加里と無良崇人が語る靴の重要性、そして今改めて思うこととは
今改めて感じることは・・・
今回の出版本撮影にあたり、10年ぶりにイーグルとイナバウアーを披露したという中野さん。無良さんからは「キレイでした。僕絶対足曲がりますもん。」と絶賛の声が上がったが、一方で無良さんはステップを披露。そのステップについて
「後ろに倒れそうで踏めなかったんですよ。エッジに乗れなくて、とてもじゃないけどお手本なんて言えるようなものじゃなくて・・・。いかに現役時代難しいことをやっていたんだなと感じましたね。全てのものにおいて、ちゃんと踏もうと思ったら基礎の土台って大事なんだなと思いました。」
と、改めて基礎の大事さを身をもって感じたと語った中野さん。
現在指導活動も行っているという無良さんは、そのステップについてこう話している。
「コンパルソリーとかみたいに、ちゃんとした使い方でやろうと思うと意外とできないんですよね。今でいうと、バッジテストのやつって結構難しいんですよステップって・・・。ルールブックを見て、これ結構難しいなと思いながら一緒になってたまにやったりもしていました。」
これに対し、中野さんも、
「難しいですよ。私たちの頃と今では、テストの内容も結構変わってきているじゃないですか。もちろんコンパルソリーはありましたけど、私の頃って、8の字に6周描くという純粋なコンパルソリーがまだ残っていて、朝からずっとやっていました。でもあれが凄く大事なことに繋がっているんだなと思いますね。ステップって簡単そうに見えて、表現する場でありながら脚は白鳥と一緒でしっかり踏まないと美しいものにはならないですし、プラス要素にはならないですからね。」
と、ステップの難しさについて改めて口にする場面も見られた。
なお、動画内では撮影時のイーグルやステップの一部写真が公開されている。
■出版本のお知らせ
中野友加里監修、無良崇人さん協力
「フィギュアスケート ジャンプ 完全レッスン 動画で技術と魅せ方に差がつく (コツがわかる本!) 」が絶賛発売中
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。