【中日】岡林勇希の1軍復帰は時期尚早だった? 鳴りをひそめる積極性と「上げざるを得なかった」チーム事情とは

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■首脳陣はその日のベストな選択を

 一方で今回の岡林の昇格は緊急性の高いものだったこともうかがえる。2軍戦で外野守備に就き始めたのが16日(火)のくふうハヤテ戦。そこからわずか3試合で守ったのみ、打撃の状態が少しずつ上がってきた中での1軍合流だった。正直、時期尚早だったと言われても仕方がない。

 直近の中日は高橋周平が右ヒラメ筋損傷、中島宏之が右第5中手骨骨膜損傷で登録抹消。それぞれ1か月単位の離脱が予想されている。これらのチーム事情を鑑みるに、野手陣の層が薄くなる中で岡林を「上げないといけなかった」のだろう。そして、タイトルホルダーかつチームの顔であるゆえに、岡林を上げたからにはスタメンで使っていきたかったのだろう。

 開幕から背番号1の不在をカバーしてきた、新リードオフマンの三好大倫はスタメンを外れ、阪神3連戦は代打で1打席立ったのみ。課題の打撃で打率.267と健闘していただけに、弾き出されたのが少し残念である。今後は三好、上林誠知、大島洋平を含めてベストな選択を首脳陣には求めたい。もちろん、岡林が試合に出る中で本来の姿を見せてくれるのも大歓迎だ。





[文:尾張初]

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