ミスターファイターズ・田中幸雄が見るここまでの日本ハム「期待を上回っている」
投手陣の柱として責任を持って・・・
後半戦へ向けて投打の噛み合いが重要という田中さん。中でも投手陣では、勝ち頭として期待されていた有原が現在3勝5敗と、思うような結果を残せていない。
今年の有原の状態について、田中さんはこう話す。
「(昨年と比べて)特に違いというのは感じてはいません。今年の有原投手は、立ち上がりから完璧な投球を続けていく中で、1イニングだけ打たれ込んで失点するケースが目立つ。それが正直不思議でしょうがないんですよね・・・。あれだけ球威もあって球種も多く、全てのボールが超一流の選手。彼の能力を考えたら勝ち星の方が絶対に多い選手だと思いますからね。」
昨年の有原は15勝をマークし、自身初の最多勝タイトルを獲得するなど、実力は十分に持ち合わせている。
後半戦、本来の調子を取り戻し、勝ち星を積み重ねていくためには、何が必要になってくるのか。
「元々彼は波の無い投手ですから、その中でとにかく最少失点で抑えることですかね。相手に流れが行った時に、大量失点をしないことがカギかと思います。あとは投手陣の柱として責任感を持って引っ張って行くという気持ちをもって、投手陣が上手く回ればいいなと思います。」
今日の試合では7回1失点の好投で3勝目を挙げた有原。残り試合、最多勝タイトル獲得者、そしてチームのエースとしての意地と責任を見せつけることができるだろうか。有原の後半戦の立て直しに期待したい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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