ミスター・ファイターズがハム主砲・中田に金言!「怪我をしたのはマイナス。でも・・・」自身の裏話も披露
低迷が続く日ハムで「4番・中田」の行動が物議を呼んでいる。問題の行動が起きたのは7日のソフトバンク戦の第3打席。5回一死一、二塁の好機に空振り三振を喫した中田は怒りのあまり、ベンチでバットをたたきつけ、へし折ったのだ。その後、ベンチ裏では転んで右目をはらすアクシデントまで起こす始末。これには普段は温厚な栗山監督ですら「ケガしてどうするって話だよ。(試合から)いなくなるのは、なしだろ。(主砲としての)責任を果たしてないだろ!」と声を荒げた。
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チームは開幕後、投打がかみあわず最下位(4月12日時点)に沈む。苦しいときこそチームが一丸となる必要はあるが…。
日本ハムで長く主砲として引っ張ってきたOBの田中幸雄氏は今回の中田の行動について「僕自身現役を経験してきた中で状態が悪かったり、歯がゆかったり、悔しかったりすると腹立たしくなって物に当たることも正直ありました」と理解を示す。
ただ、その後、転んで右目をはらすアクシデントを起こしたことには「ケガをしてしまったことはマイナスでしたね」とチームの戦況に影響を与えるとあって、厳しい目を向ける。
では、こういう苦しいときに選手は何をすべきか。その点についても田中氏はこう断言する。
「やはり練習していくしかないですよね。休んで何もしないで調子が上がるんだったら良いですけど、やはり試合は続きますし」と、悔しさをばねに人一倍の練習をこなしていくしかないとアドバイスを送る。自身も地道な努力を積み重ねて、2000本安打にたどりついたとあって、その言葉には重みを感じる。
今回の中田の行動についてはネット上や評論家からも「主砲としての役割を果たしていない」、「ものにあたるのは見苦しい」、「打てないからといって態度に出すな」と厳しい声も多い。