「ツノダに改めて脱帽した」鈴鹿で10位入賞の角田裕毅 ”攻めの姿勢”や”素早いピット作業”に欧州からも称賛の声

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 また、フィリップ・クリーレン氏からは、「サインツ、ツノダは大胆なオーバーテイクを披露し、このレースを退屈なものから救ってくれた。鈴鹿のような本格的なレーシング・サーキットに挑むドライバーたちを見ていると、いつまでたっても飽きることはない」として、両ドライバーがみせた攻めの姿勢を称えている。

 同じくイギリスニュースメディア『Mirror』では角田に対し、勝負の大きな分かれ目となったピットストップにフォーカス。「ツノダは、2人のライバルをオーバーテイクした重要なピットストップでのRBの仕事を高く評価した」と綴っており、ピットクルーへの角田本人のコメントを掲載。レース後に「大きなハイライトのひとつはピットストップだった」と語っていたことを紹介している。

 また同メディアでは他にも、チームメイトのダニエル・リカルドとの関係にも言及。「このレースでもツノダはリカルドを上回った」と記すなど、クラッシュで早々に姿を消した同僚と対照的な結果となったことも強調している。

 鈴鹿では2012年の小林可夢偉以来となる、日本人ドライバーのポイントゲットというリザルトを残した角田。シーズン序盤から結果を残していることで、その走りにはますます、世界中からの視線が注がれることになるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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