【巨人】坂本ロードを歩めるか 注目高まる内野手争い 18歳の"超新星"は「モノが違う」
また昨季、坂本勇人にかわって遊撃を任された門脇誠は年間通して安定したパフォーマンスを残せず。129試合に出場、打率.243、0本塁打、21打点、9盗塁とすべてにおいて、ルーキーイヤーより下回った。
内野守備の要ともいえる遊撃ポジションにおいては長年「打てるショート」の坂本が君臨。長い歴史を動かしたのは門脇だったが、課題の打撃を改善しないかぎり、スーパールーキーの台頭も浮上しそうだ。
歴史をひもとけば、長くレギュラーを張る坂本もルーキーイヤーの2007年終盤、チームが優勝争いのさなかに1軍昇格。中日戦に代打で出場し、延長12回に中前へ決勝適時打を放ったことがサクセスストーリーの始まりだった。
つまり力があると認められれば、1軍切符も夢ではないということ。内野手の布陣を厚くすることはリーグ連覇、目指す日本一に向け重要なピースでもある。
お披露目となった昨年のファンフェスタでは「たくさんの記録を残し、ファンの皆様の記憶に残る選手になりたい」と意気込みを語った背番号23。今後段々とギアを上げていく18歳のヤングジャイアンツがチームに勢いを与える存在となるか。今後の成長の軌跡も楽しみとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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