菊池雄星のMLB1年目、リーグ先発投手の中でほぼワースト成績ながら来季に向けた好材料とは?
マリナーズ・菊池雄星投手がメジャー1年目の全登板を終えた。25日にアストロズ戦に先発。今季最終登板は6回を投げ、6安打2失点と強力打線相手に好投したが、援護に恵まれず11敗目を喫した。
リーグ先発投手の中で、ほぼワーストの成績
32試合に先発し、6勝11敗、防御率5・46。投球回は161回2/3で、規定投球回にあとアウト1つ届かなかった。オプションや出来高が絡み合う複雑な形式ながら、最低でも3年総額4300万ドル(約46億円)以上の大型契約で入団した。ここまでの成績は期待外れと言い切っていいだろう。
防御率は、現在規定投球回を投げているア・リーグ26投手中24位(菊池は今季最終戦となる162試合目を迎えた時点で規定投球回に及ばず、リストから外れる)。1イニングあたり何人の走者を許したかを示すWHIPは1・52で、26投手中25位。被本塁打36本も同25位。被打率・295も同25位。リーグの先発投手の中で、ほぼワーストと言える成績だ。
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