”先発落第”の菊池雄星が初リリーフでヤンキースをゼロ封!シュナイダー監督代行も「素晴らしい仕事ぶり」と称賛
(C)Getty Images
ブルージェイズの菊池雄星が現地時間18日、ヤンキース戦の8回に3番手として登板。9-2とリードした場面でマウンドを任され、1イニングを無失点に抑えた。
【関連記事】「スゴイ!」大谷翔平、2試合7安打の大活躍に通算132勝のレジェンドOBも大興奮!「ショーは続けなければならない!」
15日のオリオールズ戦で今季7敗目を喫していた左腕は、先発ローテーションから外れ、中継ぎに配置転換することが17日に発表されていた。いわば”先発落第”の烙印を押された形だが、それでもブルージェイズのシュナイダー監督代行は「彼は本当に良い投手であり、良いものを持っている」とし、「彼にとってもチームにとっても、勝利のために最適な場所を探したい」と再起の場所を探していた。
そんな期待を受けた31歳が、初のリリーフ登板で意地を見せた。先頭リゾに四球、ドナルドソンに中前打を許して無死一、二塁のピンチを迎えたが、ベニンテンディを空振り三振に抑え、続くトーレスは右飛、最後はカブレラをスライダーで空振り三振に切って取った。大きなリードを貰っていたとはいえ、ヤンキース打線を相手に、1安打、2奪三振、1与四球の無失点は上々の出来だろう。
試合後にシュナイダー監督代行が「素晴らしい仕事ぶりで、ワクワクした」と絶賛した菊池を、地元メディアも再評価する。地元紙『Toronto Star』は「チームにとって最善策は彼がブルペンに回ることだった。そしてキクチも首脳陣の期待にまずは応えた」とし、さらに「キクチがどこまでやれるか楽しみだ」と今後の登板へ期待を込めていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】日ハム・清宮 「コンバート」本格化の裏で「泣く選手」
【関連記事】善意のはずの手拍子応援が生み出した「甲子園の魔物」…絶対王者・大阪桐蔭ものみこまれる
【関連記事】ヤクルト村上にあって阪神サトテルにない「決定的な違い」