菊池雄星は「もっと良い運命に値する」 6回1失点も打線援護なし エンゼルスの地元紙が嘆き「好投を無駄にした」

菊池は力投を続けているが勝ち星が遠い(C)Getty Images
移籍後初勝利が遠い。
現地時間4月15日(日本時間16日)、今季からエンゼルスでプレーする菊池雄星は、敵地レンジャーズ戦に先発登板。6回79球を投げ、3安打1失点、6奪三振、2四球と好投したが、味方打線の援護がなく、初白星はまたしてもお預けに。チームが0-4で完封負けを喫し、ここまで4登板の成績は、0勝3敗、防御率4.13だ。
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この日、初回を三者凡退に抑えると、2回に1死から二塁打を浴びた菊池は、後続をしっかりと空振り三振、左飛に打ち取る。以降も無失点投球を続けていた日本人左腕だが、6回は、先頭打者にバント安打を決められ、盗塁、捕手の悪送球で無死三塁に。その後、犠飛で先制点を許すも、今季3度目のクオリティスタート(QS)を達成した。
一方で打線は、レンジャーズ投手陣にわずか5安打と沈黙……。試合後、地元紙『Orange County Register』でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は、「ユウセイ・キクチの好投を無駄にした」と報じ、「もっと良い運命に値する選手だ」「期待通りの投球を見せたが、打線援護なし」と結果を伝えている。
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