「こんな力じゃない、勝てるピッチャー」阪神21歳左腕はなぜブレイクしきれなかったか? 球界OBの考察「自分に自信が持てれば…」
高木氏は門別に関して「こんな力じゃない 勝てるピッチャーなんだけどな」と潜在能力の高さを認めながら、「コントロールの問題かな 制球が甘くなる」と課題を口にした。
また高木氏は取り巻く環境についても言及。「まわりが優秀だから、あわてるのか あせるのか」と球界屈指の投手王国の中で優秀な投手が多いことで、早く成長を示したいとはやる気持ちも出てくると推測する。
その上で左腕に関しては「自分に自信が持てれば、勝てるようになる」「持っている素質からしたら勝てる」と背中を押した。
門別といえば、シーズン前のカブスとのプレシーズンゲームでも5回完全投球と潜在能力の高さを見せつけた。ほかにもチームも優勝間近となった9月6日の広島戦(甲子園)で約3か月ぶりに先発を託すなど、次世代エースへの成長を期待する起用も見られた。翌7日にチームは2年ぶりの優勝を決めた。
来季は同郷の伏見寅威も合流と、若手の力を引き出すことには定評のあるベテラン捕手の存在も注目となる。躍動した投球シーンを期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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