オリックス・ラオウ杉本V打!活躍の裏に「おっちゃんたちのヒーロー」の矜持とは
「ラオウ」の愛称で知られる。人気漫画「北斗の拳」を愛読。今季は本塁打後に右こぶしを突き上げるラオウ最期の「昇天ポーズ」を披露したことで、愛称も一気に広まった。「わが生涯に一片の悔いなし!」の決めゼリフもお立ち台での必勝スピーチとなっている。
そんな杉本は自らで「僕はおっちゃんたちのヒーローですから」と公言してはばからない。どういうことか。
「オリックスはエースの山本を筆頭に山岡、山崎福などイケメン揃いで知られています。チームもそれを売りにして、ファン投票を行うなど集客に結びつけています。そういったチームにおいて杉本は渋好みの男性ファンが多い。そのことを指しているんでしょう」(放送関係者)
もちろん本業の野球でこれだけ結果を残し、大事な試合でヒーローとなれば「おっちゃん」ばかりではなく全国の野球ファンからも注目を集める存在となっている。レギュラーシーズン1位のオリックスはCSファイナル初戦をエース山本の完封、第2戦は主砲の一発とチームを支えるエースと4番の活躍で順調に勝ち星を積み重ねている。第3戦となる12日の試合で新たなヒーローは生まれるのか。勢いのままに一気に日本シリーズ進出を決めてみせる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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