羽生結弦、「1社5分」の単独インタビューが各社秀逸だった理由とは

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 スポーツメディアとアスリートとの関係性は、非常に難しい一面があります。プロ野球やJリーグの「番記者」にありがちですが、選手との距離があまりに近くなり、ズブズブな関係になってしまうことで、ジャーナリスティックな論評が書けなくなることもしばしばです。

 そういう意味では、お互いがプロフェッショナルとしてのプライドを胸に、「真剣勝負」に挑んだ今回の「1社5分」は、スポーツジャーナリズムのあるべき姿とも言えるでしょう。

 最後になりますが、今回の取材。最もたいへんだったのは聞き手の記者よりもカメラマンだったとのことです。与えられた時間はほんの僅か。しかしその限られた時間で、各社の職人達は誇り高き一枚を押さえ、翌日の紙面や次号の誌面を飾ることができたそうです。

 羽生さんと担当メディアとの、緊張感あふれる「絆」についても今後、ファンの視線が注がれそうです。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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