羽生結弦とのコラボ ついに絵本まで なぜ羽生はそこまでクリエイターを魅了するのか

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(C)Getty Images

 話題になった昨年の「PROLOGUE」に続き、今年2月26日に東京ドーム公演「GIFT」を開催する羽生結弦さん。そのアイス・ストーリーのために綴られた物語が、絵本になることがこのほど発表されました。

 イラストを担当するのは超人気創作集団「CLAMP(クランプ)」です。CLAMPは「カードキャプターさくら」や「XXXHOLiC」などで知られ、熱心なファンを有しています。今回のコラボは羽生さん側からCLAMP側にオファー。CLAMP側も快諾し、スケーティングの世界観を絵本という形で表現する、夢のコラボが実現したのです。

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 羽生さんはこのコラボについて、「今回、GIFTという物語をつくるにあたって、色々なイメージを持ちながらつくってきました。そのイメージの中には、ひとつの絵本として見るGIFTという物語も存在していて、そのイメージをCLMP先生に具現化していただけるといいなと思っていました。東京ドームでの公演の世界とは、また違う世界観を感じていただけるような作品です。この作品を通じて、多くの方に違った視点を感じて、楽しんでいただければと思います」とコメント。

 CLAMPも「今回のお話を頂いて、本当に驚きました。『GIFT』という前人未到の公演とはまた別の、羽生さんが思い描かれたもうひとつの『絵本』という『GIFT』を、少しでも齟齬なく、皆様にお届けするお手伝いが出来ますように」とのコメントを発表するなど、沸き上がる強い情熱が伝わってきます。

 スポーツ紙のデスクは言います。

「羽生結弦のスケートが表現する世界観は、気鋭のクリエイターにとって創作意欲をかき立てるものがあるのでしょう。今回の東京ドーム公演には、演出をMIKIKOさんが担当します。PerfumeやBABYMETALの振り付け、さらには星野源の『恋ダンス』の振り付けでカリスマ的な人気を誇る演出家です。本来なら東京五輪・パラリンピック開閉会式の演出責任者を務めるはずでした。今でも『MIKIKOさんの案がそのまま採用されていれば、世界に誇るセレモニーになったのに…』と悔やむ声は大きいです」

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