羽生結弦が「エンタメで勝利した凄味」とは 2・26東京ドームは新たな伝説の幕開け

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 本物は本物を知る。そんな羽生さんのもとには凄腕のクリエイターが「仲間」として集結しました。Perfumeなどでも知られる人気演出家・MIKIKO氏とタッグを組み、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団。一流と一流が火花を散らして最高の空間を作ろうとする「真剣勝負」に、ファンが魅了されたのは必然と言えるかもしれません。

 スポーツ紙のデスクは言います。

「日本人は五輪が大好きで、メダルが全てのような価値観がどこかにある。でもエンタメの世界も、それに優るとも劣らない真剣勝負の場なんです。冬の寒い中、チケット争奪戦を制した上で、全国から3万5000人もの人々が東京ドームへ集結した。チケットは買えなくても、臨場感溢れる中で体感したいと、韓国、香港、台湾も含めて3万人もの人々が映画館でのライブビューイングに馳せ参じた。たった一人で滑りきり、人々をここまで熱狂させた羽生結弦という男は本当に凄い。2・26はゴールではなく、新たな一歩とも言えるのではないでしょうか」

 オーディエンスの誰もが、同時代を生きる喜びを実感した「2・26」。「エンタメ」という、ゴールのないレースを走る羽生さんにとって、今回の賛辞はさらに前へと進む、大きな原動力となるに違いありません。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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