羽生結弦関連書籍がスポーツ本の上位独占 出版関係者が悲鳴「勝負にならない」
しかし、別のメディア関係者はこう証言するのです。
「活字離れが進み、出版社も書店も売り上げが下がっている。このご時世に、羽生ファンは本を買ってくれて、そのクオリティーについてしっかりと批評してくれる。やっつけ作業は許されないわけです。編集者はエゴサーチしたり、アマゾンのレビューなどをチェックして、自社の本がどう読まれているかを詳細にチェックしています。売れるのはそこにニーズがあるから。むしろ出版界にかけては、ありがたい存在と言えるでしょう」
他社の編集者が寡占状態を嘆く前にやるべきこととは、知恵を絞って「羽生本」より売れるスポーツノンフィクションを世に出すのみ。しかし、そのハードルは現状、なかなか越えることは難しそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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