羽生結弦、菊池寛賞受賞の「価値」 その感動はスポーツ界を超えた
そして、こう続けるのです。
「とはいえ、元々文学賞だったので、受賞者は文学・映画・メディア関係者らがほとんどなんです」
これについて、スポーツ紙のデスクが語気を強めます。
「その奮闘がスポーツ界の枠を飛び越え、広く一般の人々の胸を打ち、『文化』の領域まで昇華したと評価されたのでしょう。これまで数々の栄冠に輝いた羽生さんにとっても、菊池寛賞はひときわうれしい賞なのではないでしょうか」
表彰式は12月上旬の予定とか。三谷さんは番組内で、今後に向けてこんな抱負を繰り返し語りました。
「次は僕は、4回転半を狙います!」
羽生さんと一緒に受賞できたことが、三谷さんにとってはあまりに嬉しかったのでしょう。当日は二人の「共演」にも注目が集まりそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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