有酸素運動は20分以上しなくてもOK?
健康と美容のためには、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を定期的に行うことが理想です。
しかし、多忙な人や身体を動かす習慣がない人にとって、運動に使えるまとまった時間を確保するのはハードルが高いかもしれません。
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そこでおすすめしたいのが、5分や10分といった短時間の運動を繰り返す「細切れ運動」です。ここでは細切れ運動のメリットとやり方をご紹介します。
有酸素運動は20分以上しなくてもOK?
かつて有酸素運動は「20分以上継続しないと意味がない」という情報が蔓延していました。運動しはじめはエネルギー源として糖が使われ、20分を過ぎくらいから脂肪が燃焼しはじめると考えられていたからです。
たしかに20分を超えると燃焼効率は良くなりますが、それほど大差ないのが事実です。たとえ5分でも10分でも脂肪燃焼効果はあります。
最近の研究によると、1回10分の運動を3回に分けて行っても、1回30分の運動と同じ効果があることがわかっています。
細切れ運動であれば、通勤途中やランチタイム、オフィスワークや家事の合間などのちょっとしたスキマ時間を活用できるので、負担や疲れを感じることなく身体を動かすことができます。仕事や家事の合間の気分転換になり、ストレス解消にも有効です。
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