冬がベストシーズン!?知らないと損する基礎代謝とダイエットの関係について解説

タグ: , , 2024/2/17

2.冬場は代謝アップで痩せやすいからだをつくる!

2-1.水分補給

こまめに水分補給をすることは、代謝を上げるうえで重要です。冬場は寒さのために水分補給をおろそかにしがち。知らないうちにからだは水分不足になっています。水分が不足すると、代謝は落ちてしまいます。

そこで、水分補給により不足している水分を補ってあげると、血行が良くなり代謝があがると考えられています。水分補給は体温以上の暖かい飲み物で摂ることをおすすめします。白湯などの温かい飲み物は内蔵を温め、内臓がより活動的になるので、代謝アップにより効果的です。

2-2.食事

いわゆる根菜類と呼ばれる、にんじん・かぼちゃ・ごぼう・ショウガなどは、からだを暖める効果があるとされています。とくにショウガは皮を取らず、皮ごと利用することがポイントです。ショウガの皮にはからだを温める成分の元であるギンゲロールが多く存在するため、皮まで利用することで、より代謝アップに効果を発揮すると考えられます。

また、食事を摂る際は、タンパク質を意識的に摂ると代謝量が上がりやすくなります。五大栄養素の中でタンパク質は、食事の際に発生する熱産生が一番大きく糖質の約5倍ともいわれています。よって、タンパク質を多く摂ることで代謝向上につながると考えられます。

このような食材を使ったシチューやスープなどの温かいメニューは、代謝向上に最適なメニューのひとつです。

2-3.入浴

代謝アップのためには、毎日しっかり入浴でからだを温めましょう。入浴をすると、体表面の温度が上昇し、さらに水圧によって血行も改善されるため、効果的に代謝が向上します。とくに40℃前後のお湯に10〜15分浸かるのが、代謝アップに最も効果的といわれています。入浴の前後は水分補給を忘れずにしましょう。

2-4.ストレッチ

入浴後のストレッチで、さらに代謝向上を期待できます。からだが温まった状態のストレッチは、より血流改善効果が高まるため、血の巡りがよくなり代謝もアップすると考えられます。また、起床時のからだがまだ目覚めていない状態でのストレッチは、交感神経を高めるため、1日の代謝アップのスタートダッシュにもおすすめです。

3.漢方で代謝をアップさせる

「食事や運動には気を遣っているつもりなのに代謝が上がる実感がない…」

そんな方には漢方薬がおすすめです。

漢方医学では、体重の増加にはいくつかの理由があると考えられています。例えば「ストレスで食べすぎてしまう(気の乱れ)」「水が体内に溜まってしまう(水太り)」「ホルモンバランスが崩れて太りやすくなった」などです。

「ストレス太り」「水太り」「お腹周りの脂肪」など、ダイエットを目的としたさまざまな症状への効果が認められている漢方薬はいくつもあります。

自然の恵みである植物や鉱物などの生薬を組み合わせたものなので西洋薬に比べて一般的に副作用が少ないといわれております。体質の改善に働きかけることで根本的な解決を目指すので、同じ症状を繰り返したくない方への健康体質づくりには最適です。

バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手という場合でも、体質に合った漢方薬を毎日のむだけなら、手間なく続けられますね。

<代謝向上を期待する方におすすめの漢方薬>

・お腹周りの脂肪があり便秘気味の方:防風通聖散
便通を改善し体内に滞った気や血のめぐりを良くしてくれます。

・疲れやすくむくみがちで水太りの方:防已黄耆湯
気を補い、滞った水をめぐらせてくれます。

・イライラしやすく脇腹が張り便秘のある方:大柴胡湯
気のめぐりをよくし、食欲などの気持ちを整えてくれます。

ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。

お手頃価格で不調を改善したい、という方は、スマホで気軽に漢方に精通した薬剤師に相談できる「あんしん漢方」のようなサービスを利用して、薬効や副作用、漢方との相性、日常生活の養生法などを相談してみるといいでしょう。

●あんしん漢方

4.冬を制するものはダイエットを制す!

冬の時期はなかなか外出するのはつらいですよね。でも、寒い冬だからこそ、自分自身の基礎代謝は上がっています。今回紹介した食事やストレッチなど、ちょっとした工夫をすることで、さらに代謝アップが期待できます。寒い時期こそダイエットのチャンスだと思って、まずは自分のできることから実践し、理想のからだをめざしましょう。

[文:あんしん漢方]






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西林 聡裕

1981年千葉県生まれ。薬学部卒業後、調剤薬局にて薬剤師として従事し、店長、管理薬剤師などを経験。その後、人々に合う真の健康を模索するため医療業界を多面的に活動。所有資格は、研修認定薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、公認スポーツファーマシスト、日本抗加齢医学会指導士、NR・サプリメントアドバイザーなど多数。現在、既存の医薬品だけでなく、日本古来の漢方薬から最新のサプリメントまで幅広い知識で各々に合う体調改善を提案し活躍中。

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